今回ご紹介するのは、W様からご依頼いただいたリフォームです。
お持ちくださったのは、スクエアカットのダイヤモンド5石が一列に並んだ「一文字リング」と呼ばれるタイプのリングです。
シンプルなデザインではありますが、石枠に高さがあります。
今回のリフォームでは、もう少し低めにセッティングすることになりました。
また、ダイヤを留めている爪の形状は丸くしたいというご希望も。
リフォーム後のリングがこちらです。
高さを抑え、サイドからも光を取り込めるデザインの石枠に。
爪は「共有爪」(隣り合うダイヤモンドを一本の爪で押さえるタイプ)ではなく、ダイヤモンドの四隅に一本ずつ配置することで、元のリングと比べて小さく丸い爪になりました。
そして、地金部分はK18ピンクゴールドで仕立てています。
ダイヤモンドの数や配置は変わっていませんが、石枠のデザインやセッティング方法、地金の種類などを変えることで、大きく印象が変わりましたね。
スクエアカットなどの四角い宝石を使う場合、そのシャープな印象を活かしたいのか、和らげたいのかによって、デザインも変わってきます。
今回は、”角”の印象が、少し柔らかくなったのではないかと思います。
ご依頼主のW様にも喜んでいただけたようで、よかったです。
W様、このたびは誠にありがとうございました。
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