本日ご紹介するのは、O様からご依頼いただきましたリフォームです。
お祖母様とお母様から受け継がれたジュエリーを複数点お持ちくださり、その石を使って新たなジュエリーを作りたいとのご相談をいただきました。
デザインのご提案などを経て最終的にお作りしたジュエリー中から、今回はネックレスとピアスをご紹介しようと思います。
まず、リフォーム前のお品がこちら。

K18で仕立てられた、5石のダイヤモンドが並ぶネックレスです。
この石を使って新しくお作りするジュエリーとしてO様が希望されたのが、セットでも着けられるようなネックレスとピアスでした。
ネックレスの方はフクリン留め(ベゼルセッティング)の一粒石タイプに決まり、残りの4石でピアスをお作りすることに。
いくつかのデザインをご提案し、お好みのものをお選びいただきました。
そして、完成したジュエリーがこちらです。

一番大きな石をネックレスに、他の4石をピアスに。
ネックレスのチェーンは、一緒にお預かりしていた別のお品から外したものを使用させていただきました。
ネックレスとピアスはご着用時の位置が近いので、セットで着けていただくととても素敵です。
シンプルなデザインですので、それぞれを別のジュエリーと合わせてお楽しみいただくこともできそうですね。

ピアスを横から見るとこんな感じです。
絶妙な匙加減(・・と思っています)で、石枠をほんの少しだけ樽型にしています。
ペンダントも同じ仕様にしていて、程よいボリューム感が良い雰囲気に仕上がったと思います。
O様も「これまで眠っていた分、身に着ける機会を増やしたい」と、とても喜んでくださいました。
一緒にオーダーをいただいた他のお品も、改めて別の機会にご紹介できればと思っています。
O様、このたびは誠にありがとうございました。
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