ペンダントからリングへのリフォーム

祇園祭の真っ只中の京都ですが、この辺りは17日と24日の山鉾巡行以外は普段通りの雰囲気です。

それでも、ご来店くださるお客様やご近所様との会話は、やはり祇園祭の話題が多くなりますね。

さて本日ご紹介するのは、T様からご依頼いただきましたリフォームです。

複数点オーダーいただいた内の一つで、お手持ちのペンダントトップの石を使い、リングをお作りしました。

まずリフォーム前のペンダントトップがこちら。

ご購入時に「トパーズ」と聞いておられたとのことで、恐らくルチルトパーズかと思われます。

こちらの石を使って、リングを作りたいというご希望でした。

当店の過去の制作事例で気に入ってくださったデザインがあり、そのようなイメージでお作りすることになりました。

完成したリングがこちらです。

石枠と一体になった山型の爪が、ボリュームたっぷりのカボションカット石を支えています。

K18に施したサテン仕上げ（筋目のあるつや消し）が、トパーズのルチル（針状の内包物）の雰囲気に馴染み、落ち着いた印象に。

アームをシンプルにすることで、主役の石と石枠が引き立つ仕上がりとなりました。

T様からは過去にも何度かオーダーをいただいており、リピートしていただけるというのは、やはりとても有難く嬉しいことです。

こちらもまた、長くご愛用いただけるといいなと思います。

Ｔ様、今回も誠にありがとうございました。